平成19年2月21日
社団法人 関西経済同友会
代表幹事 森 下 俊 三
○今回の追加利上げは、日本銀行が、06年10~12月期のGDP速報が市場予測を上回る高成長となり、個人消費も前期比プラスに転じたことから、息の長い景気拡大が続くと判断し、決定したものであり、日銀の判断を尊重したいと考える。
○短期金利の誘導目標が0.25%から0.5%に引き上げられることになるが、低金利政策に変わりはなく、経済への影響は軽微なものにとどまるものと見ている。ただ、現在の経済情勢は依然流動的であり、今後の持続的経済成長のためには、経済財政諮問会議が先に策定した「日本経済の進路と戦略」に基づく構造改革と成長戦略をさらに加速することが必要である。
○関西経済への影響については、特に大きな影響は出ないと考えているが、今後の追加利上げのスピードによっては、中堅・中小企業の対応が追いつかないことが懸念される。日銀にはこれまで同様に、市場との慎重な対話を通じた金融政策の運営を行っていただき、物価および為替の安定に努めていただきたい。
以 上