2004年7月6日
社団法人 関西経済同友会
代表幹事 松 下 正 幸
1.療養中とは聞いていたが、本日、突然の訃報に接して、大変驚いている。
2.鳥井さんは、昭和45年に関西経済同友会に入会され、委員会活動等でご活躍された後、平成8年度から9年度まで、関西経済同友会の代表幹事を務められた。
都市問題委員会の委員長時代には、「関西まち衆共和国」構想を打ち出され、町衆といわれる市民がこれからの都市づくりの担い手になるべきという先進的な提言を出された。
3. 代表幹事としては、「変革のフロントランナー」になろうという方針の下、「成熟社会の将来ビジョンを探る欧州調査団」や「“魅力ある都市への戦略”米国調査団」を出され、自ら団長としてリーダーシップを発揮された。
少子高齢社会のあるべきビジョンとして、民間の活力をいかし、公のことも考えるという「活私考公」という考え方も唱道された。
4.鳥井さんの行動のベースには、「個人の自由な発想を大切にする」、「オープンマインドな議論を尊重する」、「進取の気風」という関西の伝統的な考え方があった。
我々残された経済人は、この考え方をしっかりと受け継ぎ、関西の再生に全力を尽くして取り組むことで、鳥井さんの思いに報いたい。