Doyukai
代表幹事コメント 最小化

第20回 参議院選挙について

Author: 同友会 関西経済 | Posted: 2006/09/25 | Views: 950

2004年7月11日

社団法人 関西経済同友会
代表幹事 奥 田   務

○未だ最終確定の段階ではないが、自民党は目標議席を相当に下回り、民主党は大幅に議席を伸ばす見通しにある。

○事前の各種調査の通り、自民党にとって厳しい結果となった。景気の急速な回復など、政権政党にとって有利な状況があったにもかかわらず、目標議席を確保出来ず、逆に対抗勢力である民主党が大きく議席を伸ばし自民党を上回る勢いにあることを、自民党は数字以上に厳しく受けとめるべきである。

○自民党議席減の要因は、構造改革路線そのものと言うより、改革の中味・進め方・スピード、或いは年金問題、イラク問題などへの対応から明らかになった国民への説明責任・国会の軽視とも言える政治姿勢・発言にある。それが、政治への無関心層の拡大、政治離れが言われる中で、自民党批判票を呼び、予想以上の投票率となったのであろう。

○民主党の大幅な議席増は、昨年の総選挙で示された「政権交代可能な2大政党制の実現による、政策中心の緊張感ある政治」を望む国民の意識が更に強くなっている証左であり、自民党はもとより、民主党も国民の意思を重く受け止め、年金を中心とする社会保障・安全保障をはじめ、わが国の将来にとって重要な課題について、政策的・本質的な論議を行い、速やかに明確な結論を導き出されるよう強く期待する。

○なお、選挙の結果から、政局の混乱による政治的な空白を招き、山積する課題への対応の遅れ、ようやく回復して来た経済の腰折れと言った事態は絶対に避けねばならず、そのためにも「官から民へ」「中央から地方へ」の構造改革の、停滞ない強力な推進を望む。

以 上
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