代表幹事コメント

小嶋淳司 元代表幹事を悼む

2026.08.25update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事 三笠 裕司
代表幹事 長谷川 一明

  • 小嶋淳司 元代表幹事の突然の訃報に接し、ここに謹んで哀悼の意を表す。

  • 2006年度と2007年度に代表幹事を務められた小嶋さんは、大企業が主流であった当会において、初の外食産業界出身の代表幹事であり、たたき上げの経営者が放つ熱は、同友会活動に新たな深みを与えた。今年度も会計監事を務めて頂いていたところであり、その慧眼によるご指導は我々にとってかけがえのないものであった。

  • 代表幹事を務められた当時の2年間は、国も大阪も政治が大きく変わりはじめ、現在へと続く変革期の入り口であった。小嶋さんは、国会の「ねじれ」による行財政改革の後退を懸念し、道州制の推進など自立に向けた枠組み作りを強く訴えた。大阪府・市に対しても、知事選・市長選立候補予定者による政策討論会の開催を通じて、地下鉄・バス事業の民営化や若手職員の民間派遣受け入れといった民間手法の導入など、経営現場の厳しい現実を踏まえながら、府政・市政に対し、直言し続けた。

  • 同時に、外食産業という人々の暮らしに根差した企業のトップとして、その軸足は大阪にしっかりと置きつつも、関西国際空港の第2滑走路供用開始日には、自ら「中国・アジア問題研究委員会 杭州・上海調査団」最高顧問として杭州・上海行きの出発第一便に搭乗されるなど、その目は、関西経済のグローバル化と成長著しいアジアとの連携を常に見据えておられた。

  • 今日もまた、大阪のまちは多くの人であふれ、さまざまな外国語が飛び交っている。この賑わいの向こうには、小嶋さんの頑固なまでの大阪への想いがある。我々も、小嶋さんに負けぬくらいの強い信念をもって、政策提言を行っていきたい。ご冥福を心からお祈り申し上げる。

以上

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