関西経済同友会とは

前年度事業報告

2023年5月15日
通常総会報告

令和4年度事業報告

一般社団法人 関西経済同友会

令和4年度は、「変革への挑戦~未来につなぐ関西の基盤づくり~」をテーマに、「企業経営」「関西の成長」「政治・経済・社会課題」の3つの視点で、関西、ひいてはわが国の持続的発展の基盤をつくるべく、活動した。また、それぞれの委員会の役割を「調査・研究」「提言」「実行・実現」等に明確化し、活動の充実、成果の増大を図った。

【役員会等の運営状況】

本会は、一般社団法人として一般社団・財団法人法及び、定款、規程・規則などに基づく運営を行った。

令和4年5月16日に通常総会を開催し、令和3年度決算を承認、令和4年度理事・会計幹事(監事)・常任幹事・幹事を選任するとともに、理事会に推薦する代表理事・業務執行理事候補者を選出した。また、幹事会での審議を経て、理事会で承認された令和3年度事業報告、令和4年度事業計画書及び収支予算書などについても報告された。

理事会は、4回開催した。令和3年度事業報告、通常総会に付議する令和3年度決算案の承認、代表理事・業務執行理事の選定、補充する幹事の選任、令和5年度事業計画書及び収支予算書の承認など、一般社団・財団法人法や定款などで定める項目を審議するとともに、職務執行状況の報告を行った。

本会の運営全般について意思決定を行う幹事会は、8月を除く毎月1回開催し、提言案などの審議、海外との意見交換や主要イベントの報告、月次収支報告などを行った。加えて、ロシアのウクライナ侵攻後のわが国の経済安全保障、今後の日韓関係及び東アジア情勢、日本の賃金・生産性の引き上げ、日本の食料安全保障の課題、宇宙ビジネスの展望などについて講演を聞いたほか、本会として取り組むべき課題、活動等についても議論した。

常任幹事会も、8月を除き月1回(3月のみ2回)開催し、幹事会の議案の事前協議を中心に討議を行った。年度途中の12月には、代表幹事・常任幹事で意見交換合宿を行い、我々を取り巻く環境や直面する課題、次年度事業計画に取り上げるべき課題について議論、令和5年度事業計画を共同で練り上げた。

感染症が抑制されている状況を踏まえ、通常総会パーティおよび10月以降の放談会、新入会員との懇談会、歴代代表幹事との懇親懇談会は、立食形式で開催した。

【委員会等の活動(1):全体】

① 総合政策審議会

本会の対外発信力の強化、提言の実現性の向上を目的に、令和4年度は、政治家との意見交換を2回開催した。

② 調査企画部会

諮問なし。

③ 経済同友会連携会議

西日本を中心に京都、神戸、中部など他の経済同友会と連携し、以下の会合などを開催した。

  • 第8回西日本経済同友会代表者会議(7月14日 於:福岡市)
  • 第119回西日本経済同友会会員合同懇談会(11月4日・5日 於:山口市)
  • 2022年度全国経済同友会代表幹事円卓会議(12月5日 於:高崎市)
  • 京阪神経済同友会代表幹事懇談会(1月16日 於:神戸市)
  • 6経済同友会(京都・神戸・滋賀・奈良・和歌山・関西)代表幹事懇談会(3月1日 於:大阪市)
  • 2022年度経済同友会「東西懇談会」(3月6日 於:東京)
  • 2022年度中部・関西経済同友会合同懇談会(令和5年4月10日 於:大阪市)
  • 第35回全国経済同友会セミナー(同4月13・14日 於:長崎市)

④ 国際シンポ・フォーラム企画実行委員会

講演会を1回(10月6日)開催した。

  • 第30回ボストン・シンポジム訪米代表団(10月22日~30日)

生駒京子・角元敬治両代表幹事をはじめとする総勢30名の「ボストン・シンポジム」訪米代表団を3年ぶりに米国に派遣し、ワシントンD.C.とボストンで視察を行った。10月28日には、ハーバード大学ケネディスクールにて、「より良い未来を築き、守るための理念と価値観」をメインテーマに、第30回ボストン・シンポジウムを共催した。

また、大阪にハーバード大学教授陣を招いて実施する「関西・ハーバード フォーラム」は、新型コロナウイルス感染症(コロナ)の感染拡大により2020年夏から延期となっていたが、コロナの状況が落ち着き始めたため、ハーバード大学と相談し、2023年7月の開催を目指して準備を進めている。

⑤ 関西財界セミナー企画実行委員会

  • 第61回関西財界セミナー(2月9・10日 於:国立京都国際会館)

関西経済連合会と共催し、3年ぶりに実際に参集する形式で開催した。経済人を中心に527名が一堂に会し、「変動する世界、日本の針路」をメインテーマに、「企業経営を取り巻く国際情勢と今後求められる企業戦略」、「次世代の国土と関西のデザイン」、「アジアのオープンイノベーション拠点を目指して」、「30年間、我々は何を間違ってきたのか」、「30年後、私の『カイシャ』はどうなっているのか」の5つの分科会に分かれ討議した。セミナーの最後に、主催者声明を発表した。

【委員会等の活動(2):研鑽・交流】

① 会員懇談会

時宜を得た講師を招き、6回(7月4日、8月23日、9月8日、11月16日、2月13日、4月18日)の講演会を開催し、会員の相互研鑽・交流を図った。

② 若手の会

講演会4回(9月7日、1月24日、3月10日、5月10日)の他、幹事会、総会合わせ13回開催し、意見交換に努め、次代の経済人としての資質向上を図った。更に、総会・講演会後の懇親会とは別に4回の懇親会(7月5日、12月5日、2月15日、2月21日)、懇親ゴルフコンペ(10月1日)を開催し、メンバー相互の交流を深めることに努めた。

③ 会員間交流促進委員会

「新入会員と語る会」「女性会員と語る会」「スタッフ交流会」を開催するなど、会員間・スタッフ間で交流、親睦を深めることに努めた。

【委員会等の活動(3):企業経営】

<調査・研究>
①企業経営委員会

講演会を3回(8月25日、9月22日、10月20日)、委員会内講演会を1回(3月29日)、委員会会合を2回(6月13日、12月6日)開催した。政府が打ち出した「新しい資本主義」と鍵となる「人への投資」について、有識者や企業役員に話を聞き、調査・研究した。

② 中堅企業委員会

①人材面での格差 ②事業承継 ③ES(従業員満足度)の向上の研究のため、講演会を3回(9月8日、11月1日、3月23日)、両代表幹事と語る会(12月12日)、委員会会合を1回(6月8日)、視察を1回(4月7日)、グローバル・ベンチャーエコシステム委員会との共催イベントを1回(4月21日)開催した。

③ 海外交流委員会

講演会4回(8月3日、9月14日、1月27日、4月4日)、委員会会合1回(6月20日)を開催した。また、3月9日、「ハワイ・アジア太平洋協会(HAPA:The Hawaii Asia Pacific Association)」の来阪に際し、同団体との意見交換会を開催した。

<提言>
④ ダイバーシティ&インクルージョン委員会

講演会4回(8月23日、9月6日、11月10日、12月15日)、視察1回(11月30日)、委員会会合4回(6月20日、1月25日、3月10日、4月10日)、正副委員長会議1回(4月3日)を開催するなど精力的に活動した。その成果として、提言「Diversity, Equity & Inclusion 社会の実現 ~誰も(多様な人)が等しく機会が与えられ、活躍・成長できる社会をめざし、私が、“あなたが、取り組むべきこと~」をとりまとめ、5月11日に記者発表した。

⑤ DX戦略委員会

価値創造型DXを進める上での阻害要因や課題を探求するとともに、関西が価値創造型DXの発信地域となるよう調査・研究に取り組んだ。講演会3回(11月14日、12月6日、3月9日)、委員会会合1回(6月15日)を開催した。

<実行・実現>
⑥ エンゲージメント向上委員会

昨年度の企業経営委員会提言「持続的な企業発展のためのエンゲージメント向上を~ヒーロー/ヒロインとなるミドル層の『こころ』への着火(自分事化)と次世代リーダーの育成サイクル~」の実行・実現に向けて、同友会Daysでの提言発信(7月11日)、2回の講演会(9月6日、10月6日)、特別講演会「従業員の『こころ』へ着火するための対話の勘所―経営ビジョン浸透を通じた個人と企業の発展のために―」(12月20日)、3回の委員会会合(6月10日、1月20日、2月14日)を行った。

また、エンゲージメント向上について考え、行動するきっかけづくりとして、活動の成果と委員会メンバー各社の取り組み事例をとりまとめた「活動報告書兼事例集」を会員専用ページにて共有した。

⑦ 経営塾

講演会を4回(9月13日、12月14日、2月28日、4月4日)開催した。変革・成長を続ける企業の経営者から話を聞き、意見交換することで、研鑽を図った。

⑧ 女性リーダー塾

講演会・グループディスカッションを7回(7月4日、9月13日、10月13日、11月16日、12月19日、1月23日、2月16日)、グループディスカッション・交流会を1回(3月13日)開催した。前年度の女性活躍委員会の提言を受け、「ロールモデルの不在」「ネットワークがない」といった女性役員や女性社員が抱える課題を自ら解決すべく、女性会員などによる講演会の実施、懇親会による交流促進など、女性リーダーの活躍に資する活動を行った。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月26日に記者発表した。

【委員会等の活動(4):関西の成長】

<調査・研究>
① 大阪まちづくり委員会

講演会2回(10月18日(都市間競争戦略委員会と共催)、5月9日)のほか、福岡視察(11月10日~11日)、大阪都市計画局との意見交換(12月2日)を行った。また、委員会会合1回(6月16日)を開催した。

② 防災・減災・復興委員会

講演会6回(7月22日、9月7日、10月21日、12月14日、1月27日、4月7日)、委員会会合1回(6月9日)を開催した。また、3月3日に京都大学宇治川オープンラボラトリーを視察した。

③ スポーツ委員会

講演会2回(9月1日、10月12日)、委員会会合2回(6月10日、4月19日)を開催、「する」スポーツ!体験会1回(11月22日)実施した。オーストラリア視察団(2月12日~18日)を派遣し、同国のスポーツ推進政策の実態などを調査した。

④ 大阪食文化委員会

講演会2回(8月25日、4月12日)、委員会会合1回(6月23日)を開催し、ワークショップ1回(9月15日)、視察2回(10月11日、11月24日)を実施した。

⑤ 文化・芸術の力委員会

講演会2回(9月28日、2月17日)、視察・鑑賞会4回(7月6日グランフロント大阪・ナレッジキャピタル視察、8月2日文楽視察、11月10日大阪中之島美術館絵画鑑賞会、12月2日ザ・シンフォニーホール視察)、委員会会合2回(6月21日、3月13日)を実施。

また、関西経済同友会企業所有美術品展実行委員会が2018年~2021年に実施した「なにわの企業が集めた絵画の物語」展(全3回)の成果を未来に継承すべく、シンポジウム「大阪中之島美術館×関西経済同友会=?!―子どもの鑑賞教室を入口に―」(1月25日)を開催。

計9回と活発に活動し、これらの成果を報告書にとりまとめ、会員専用ページにて共有した。

<提言>
⑥ 都市間競争戦略委員会

講演会3回(9月7日、10月18日(大阪まちづくり委員会と共催)、11月7日)、委員会会合5回(6月13日、8月3日、10月7日、2月13日、3月9日)を開催した。また、委員会内でのアンケート(7月4日~20日)、スタッフ会(9月12日)も行った。これらの活動を踏まえ、中間提言「関西都市圏一体での成長に向けて~グローバルで輝きを放つために~」を取りまとめ、4月3日に記者発表した。

<実行・実現>
⑦ 大阪・関西EXPO委員会

講演会2回(12月16日、1月27日)、委員会会合3回(6月22日、12月7日、4月11日)、勉強会(9月15日)、シンポジウム(3月10日)を開催した。加えて、3月には、2025年に全国の教育旅行を万博、そして大阪・関西に誘致するためのツールとして、「大阪・関西万博にむけた『企業版教育コンテンツ』のご案内」を取り纏め公表。3月22日に2025年日本国際博覧会協会に手交した。

⑧ グローバル・ベンチャーエコシステム委員会

講演会やイベント、ベンチャー等との意見交換12回(7月5日、7月19日、7月27日、8月8日、9月28日、10月20日、11月14日、12月21日、3月22日、3月29日、3月30日、4月21日(中堅企業委員会との共催))、委員会会合3回(6月7日、11月17日、1月19日)、スタッフ会1回(9月16日)に加え、Friendly MeetUpKANSAI(リバースピッチ)(11月22日)を開催した。また、特定スタートアップへの支援策である「スーパーえこひいき」を行い、3月30日に記者発表を行った。そして、活動の成果を報告書にまとめ、4月25日に本会ホームページで公開した。

⑨ 関西ブリッジフォーラム推進委員会

大阪イノベーションハブなどと協力して、本会会員がベンチャー企業経営者などとのネットワーキングを深める関西ブリッジフォーラムを6回(5月19日、7月13日、9月22日、11月9日、1月26日、3月15日)開催した。Friendly Meet Up KANSAI(リバースピッチ)(11月22日)も共催した。

⑩ グリーン関西推進委員会

昨年度環境・エネルギー委員会の提言「アジアのプラスチック問題解決と我が国の経済成長の両立に向け、循環経済への移行を加速させよ」の実行・実現に向けて、講演会3回(7月21日、9月5日、3月2日(※大阪・関西EXPO委員会との共催))、前年度に続き2回目となる対馬視察(9月20日~21日)、若者・行政との対話「国際ボランティア学生協会(IVUSA)×対馬市×関西経済同友会意見交換会」(1月24日)、委員会会合2回(6月14日、3月17日)を開催した。

また、会員企業の循環経済型ビジネス、環境教育についてアンケートを実施。活動成果の報告とアンケート結果をとりまとめ、会員専用ページにて共有し、循環経済への移行を普及啓発、企業間連携等のきっかけを提供した。

⑪ 関西広域観光推進委員会

講演会1回(8月30日)、委員会会合2回(6月15日、4月5日)、せとうち-大阪湾ベイエリアの広域観光クルーズ視察(9月9日)を開催した。加えて、本会の枠組みを越えるワーキンググループを設置することで、大阪湾-瀬戸内エリアの舟運や観光に精通した企業による専門的な議論・検討も行った。

⑫ グローバル適塾支援委員会

グローバル適塾の会員増強やカリキュラムの充実などへの支援を行った。

⑬ お水汲み祭り支援委員会

第20回堂島薬師堂節分お水汲み祭り(2月3日)の開催を支援した。

【委員会等の活動(5):政治・経済社会】

<調査・研究>
① 経済財政政策委員会

講演会を3回(8月5日、11月24日、12月1日)、委員会会合を3回(6月8日、9月29日、3月17日)開催。EBPM(EvidenceBasedPolicyMaking)の定義、従来の政策立案との違い、導入すべき経済政策分野などについて調査・研究した。

② 地方自治委員会

講演会3回(9月22日、12月8日、3月14日)、委員会会合2回(6月23日、4月24日)を開催した。また、12月1日に九州経済連合会・九州経済調査協会へのヒアリングを実施した。これらの活動の成果を報告書にとりまとめた。

③ 教育問題委員会

講演会3回(9月2日、10月17日、1月10日)、委員会会合2回(6月16日、3月17日)を開催した。また、2月15・16日に金沢工業大学・国際高等専門学校へ視察を行った。活動の成果と次年度の課題を報告書として取りまとめた。

<提言>
④ 格差問題委員会

講演会4回(8月24日、9月15日、12月7日、3月15日)、委員会会合4回(6月30日、10月17日、2月17日、4月20日)を開催した。活動の成果と次年度の課題を中間報告書として取りまとめた。

<実行・実現>
⑤ 安全保障委員会

講演会4回(9月1日、11月15日、12月26日、3月14日)、委員会会合2回(6月20日、4月24日)を開催した。また、第19回大韓民国訪問団を派遣し、8月29日に有識者と、8月30日に外交部、国立外交院、国防研究院、有識者との意見交換を行った。これらの活動の成果を踏まえ、報告書に取りまとめた。

⑥ こどもの未来委員会

講演会3回(10月6日、11月2日、1月31日)、委員会会合1回(6月23日)を開催した。講演会での事例紹介を通じて、昨年度教育問題委員会が発表した提言「『学校任せ』から『社会全体で共創する』初等教育への転換」を「実行・実現」する方策を研究した。

この他、7月11・12日には、本会の提言を会員以外の人々にも理解深めてもらうことを目的に「同友会Days」を3年ぶりに開催。「Well-Being」「サステナビリティ&レジリエンス」のテーマで提言を紹介、議論を行うことで、理解促進・発信に努めた。

コロナ禍で延期されていた「第12回沖縄・関西交流セミナー」および沖縄視察も、10月3・4日に実施。沖縄経済同友会メンバーと「復帰50周年の沖縄から考える我が国の安全保障」をテーマに議論するとともに、海上保安庁・普天間基地・沖縄科学技術大学院大学(OIST))を訪問、問題に対する認識を深めた。

4月大阪府知事・市長ダブル選挙に際しては、代表幹事コメントの発表、複数の候補予定者へ公開質問状の送付(回答は本会ホームページに公開)、ならびに立候補予定者を招いて「大阪府政に関する政策討論会」(3月20日)、「大阪市政に関する政策討論会」(3月24日)を開催した。選挙後、5月に、「吉村府知事・横山市長に望む」をとりまとめ、要望した。

以上の委員会等の活動に加え、令和4年4月1日から5月15日までは、前年度の事業計画を引き継いで、前委員会の提言などの発表(7件)なども行った。

【他経済団体などとの連携強化~本会の更なるプレゼンス向上に向けて①】

2018年11月に大阪開催が決定した2025年国際博覧会については、2025年日本国際博覧会協会や2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会に参画、開催準備に協力している。
5月と12月には、大阪府・市、関西広域連合、関西経済3団体、万博協会で「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)関連事業に関する要望」をとりまとめ、政府に建議した。大阪・関西万博の全国的な機運醸成に向けて、各地同友会への情報提供にも努めた。

9月20日には、対馬市、NPО法人ゼリ・ジャパン、本会を含む5者で、「対馬モデル(循環経済モデル)」の研究開発に関する連携協定を締結し、海洋プラスチックゴミ問題等の解決に向けた取り組みを発信した。

他に、他経済団体や自治体などと共同し以下の要望等を発表、実現を働き掛けた。

  • 北陸新幹線の早期全線開業大阪大会決議(北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会、8月)
  • 関西創生のための高速道路ネットワークの早期整備に関する要望(関西高速道路ネットワーク推進協議会、8月及び11月)
  • 令和4年度三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会決議文(本会が参画するリニア中央新幹線早期全線開業実現協議会と奈良・三重県の3団体、9月)
  • 第18回ミナミ活性化協議会代表者会議共同アピール(1月)

また、下記のように、他団体と共同で政策決定者や内外のリーダーとの懇談会も開催、参加した。加えて産業振興、都市魅力向上でも連携を図った。

  • 末松信介文部科学大臣と関西経済界との会合(6月11日)
  • ディミトリ・スティリアヌ・ケルケンツェスBIE事務局長と関西経済3団体との夕食懇談会(7月22日)
  • 経済産業事務次官と関西経済界との意見交換会(8月2日)
  • 茶谷栄治財務事務次官と関西経済界の懇談会(8月31日)
  • 岡田直樹国際博覧会担当大臣との関西経済3団体トップとの意見交換会(9月5日)(オンライン会議併用)
  • 岸田文雄内閣総理大臣と関西経済界との意見交換会(9月13日)
  • 黒田東彦日本銀行総裁との懇談会(9月26日)(4団体共催)
  • 西村康稔経済産業大臣との関西経済界との懇談会(10月2日)
  • 財務省幹部と関西経済団体との懇談会(11月14日)(3団体共催)
  • カナダ女性経営者ビジネスミッションとの交流会(12月8日)
  • 令和5年大阪新年互礼会(1月4日)(大阪府・市・経済3団体共催)
  • 大阪府選出自由民主党国会議員と関西経済界との懇談会(1月12日)
  • 大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議、第14回水と光のまちづくり推進会議(1月16日)
    (オンライン会議併用)
  • 大阪府・市・経済3団体首脳による意見交換会(1月16日)(オンライン会議併用)
  • 関西経済界と関西広域連合との意見交換会(1月26日)
  • HAPA(ハワイCEОグループ)意見交換会(3月9日)
  • 韓国貿易協会(KITA)との昼食懇談会(5月9日)

このほか、「IR推進会議」「大阪MICE推進委員会」「ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会」「ミナミ活性化協議会」「国際金融都市OSAKA推進委員会」など、大阪府・市や他団体と協力し、大阪の魅力・賑わいづくりにも継続的に取り組んだ。

本会が提言して設立された「関西サイエンス・フォーラム」「スポーツコミッション関西」「アーツサポート関西(ASK)」「関西キャリア教育支援協議会」などの活動に対しても支援を行った。また、本会が2018年に行った「関西ベンチャーフレンドリー宣言」は4月20日時点で108企業・団体にまで賛同者が広がり、他地域と連携した活動が行われた。

【発信力の強化~本会の更なるプレゼンス向上に向けて②】

報道機関への情報提供をはじめ、事業を広く一般に知らしめるとともに、理解を訴えるために、下記をはじめ、様々な活動を行った。

  • 代表幹事記者会見を12回開催し、記者からの質問に応じるとともに、本会の主張への理解を訴えた。
  • 報道機関からの要請に応じて代表幹事コメントなど22件を発信した。
  • 本会の活動の概要を掲載する会報を年間9回発行し、会員及び行政・自治体・報道機関などに提供した。
  • ホームページへの掲載を通じて、提言をはじめ本会の活動を積極的に発信した。