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私達の取り組み
コーポレート・アート・コレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展を開催
2018年10月19日
大阪・関西の文化力向上

コーポレート・アート・コレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展を開催

関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会は、2018年10月4日(木)~18日(木)の期間、関西経済同友会として初開催となる大阪・関西企業が所有する美術品を集めた展覧会 コーポレート・アート・コレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展を開催しました。会期中、4,636名が来場し、「普段表に出ることの少ない貴重な絵画を見ることができる」と、会場は多くの来場者でにぎわいました。

グローバル化や価値の多様化が進む中、芸術・文化は、人々の心のよりどころとして、また創造性を育むものとして、その重要性はますます高まっています。

本展では、これから大きな変革の時代を生きる子どもたちを対象に、芸術の素晴らしさを伝え、自分の視点で見て考えることを促す「対話型鑑賞教育」に力を入れ、2週間の会期中、専門スタッフによる対話型鑑賞プログラムを実施しました。

■対話型鑑賞で「みる・考える・話す・聴く」

対話型鑑賞プログラムには、小学校8校から725名が参加し、子どもたちは、京都造形芸術大学 岡崎大輔 専任講師と学生のファシリテーションのもと、マリー・ローランサンの《ボートの乙女たち》、ケン・ドーンの《Table by the Sea》を鑑賞しながら、絵をみて感じたことを自由に話し合いました。鑑賞後、子どもたちは「絵についての関心が深まった」「いろいろな考えがあって一つではなかったところ、自分の想像力を働かせて物語をつくったことが面白かった」など感想を語りました。

■ミニコンサートや福島アートバルでさらなる楽しみを

本展は、仕事帰りのビジネスパーソンも楽しめるよう夜20:00まで開館。それに合わせて、福島駅周辺の16店舗と連携した「福島アートバル」や若手の実力派音楽家によるミニコンサートを実施しました。ミニコンサートには3日間で計106名が訪れ、展覧会場内で音楽を堪能しました。
 今回の展覧会について、来場者からは「東京一極集中が進む中、浪速商人の気概を見せていただいた」「会社とその絵の関係、背景などを自由に想像してみるのが楽しかった」との声が寄せられました。

コーポレート・アート・コレクション 「なにわの企業が集めた絵画の物語」展 開催概要

期 間: 201810月4日(木)〜18日(木) 
     10時~20時 会期中無休(但し、最終日は18時まで)
展 示: 関西企業が所有する身近な芸術作品(絵画作品 24点)
入場料: 大人500円/中学生以下無料
場 所: 堂島リバーフォーラム 4Fギャラリー

主 催: 関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会
総合監修: 橋爪 節也 氏(大阪大学教授、元・大阪新美術館準備室学芸員)
事務局: パナソニック株式会社
運営協力: 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
協力: 京都造形芸術大学
協賛: 絵画出展社 および一般協賛
後援: 朝日新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK大阪放送局、朝日放送グループホールディングス、MBS、関西テレビ、テレビ大阪、読売テレビ