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私達の取り組み
2021年8月24日
日本の安全保障の確保

安全保障委員会 大韓民国 統一部、国防研究院、有識者との意見交換を実施

安全保障委員会は、8月24日に大韓民国 国防研究院と、翌25日に統一部、有識者とオンラインでの意見交換を実施しました。

同委員会は2000年からほぼ毎年、18回に亘り韓国を訪問しています。そして同国要人・幹部らと、北東アジアの外交・安全保障を中心に率直な意見交換を行っています。今回も昨年同様、新型コロナウイルス感染症拡大のため、オンラインで開催。各会議には、鴻池一季 安全保障委員会委員長(鴻池組 名誉会長)、古市健・生駒京子両代表幹事をはじめ、約30名が参加しました。

今回は北朝鮮分析(コロナ禍での国内情勢、対韓・米・中政策、ミサイル開発を始めとする軍事動向)、それを受けた韓国の方針などについて理解を深めました。また有識者との会議では特に「失われた10年」と言われる日韓関係の改善策に焦点をあて議論しました。統一部、国防研究院の幹部らは、朝鮮半島の安定確保や米中対立による問題を乗り切る上で日韓協力が一段と重要になっていると強調。また、有識者として対話を重ねている申珏秀(シン・ガクス)元駐日大使、尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院院長らは、「日韓両国民は相手の重要性に気づき、悪循環の構造を改めるべき」といった認識を示しました。

「来年こそは是非、現地で」という期待を持ちつつ、日韓協力について未来志向の議論を交わすことができました。