エコシステムに「高さ」を出すには？～京阪神3同友会でディスカッション～

グローバル・ベンチャーエコシステム委員会は、神戸経済同友会スタートアップ委員会と京都経済同友会スタートアップ研究委員会と合同でディスカッションを開催しました。関西のエコシステムを高度化するには何が必要か、ユニコーン創出を促す政策はどのようなものか、意見を交わしました。

関西はユニコーン数で課題が残るものの、時価総額ランキングは着実に伸びてきていることが確認されました。また、9月に開催されたGlobal Startup EXPOの盛況ぶりは、関西のポテンシャルを示す表れとして受け止められ、京阪神域内の枠を越えた海外ネットワーク拡大の可能性にも期待が寄せられました。

さらに、地域ごとの特筆点としては、神戸では神戸空港の国際線就航により韓国や台湾の起業家やベンチャーキャピタルとの交流が活発化し、関係者の視点がグローバル志向へと広がっていると語られました。また、京都では、京都経済同友会のボストン視察と、それに続く尽力が、日本の第1号VCの設立を創出する契機となったことなどが紹介されました。

京阪神の経済同友会は、今後もエコシステムの発展に向けて連携を継続して参ります。