代表幹事コメント

ワールドマスターズゲームズ2021関西の開催再延期の方針を受けて

2021.10.26update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事  古市 健

  • 本日、来年5月に開催予定の「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」を再延期する方針が発表された。
  • WMGでは、国内外の競技者・サポーターやその家族に、競技・応援への参加だけでなく、開催各地での交流やツーリズムを楽しんで頂くことを大会本旨に掲げている。国内の新型コロナ感染状況は現時点では一旦落ち着いているものの、来年5月の開催において安全・安心に大会本旨を実現することは、未だ厳しい状況と言わざるを得ず、再延期の方針はやむを得ない。
  • 再延期後は2026年開催の方向でIMGA(国際マスターズ協会)と協議するとのことであり、これを前向きに受け止めたい。「2026年」という年は、台湾で開催される「WMG2025」の翌年である。WMGが2年連続でアジアにて開催されることにより、人々の交流、社会・経済の活性化が一層促進されることが期待できる。そして、大阪・関西万博の翌年でもある。「いのち輝く未来社会」を標榜した一大プロジェクトの次に、国際的な生涯スポーツの祭典が開催される意義は大きい。
  • 次期開催までには5年の期間がある。主催者においては、これまで積み上げてきた運営ノウハウを無駄にすることなく継承し、次なる開催に向けて活かして頂きたい。当会としても、スポーツ・健康の振興に引き続き努めていきたい。

以上

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