代表幹事コメント

参議院議員選挙の公示について

2010.06.24update

社団法人 関西経済同友会
代表幹事 大 竹 伸 一

本日6月24日、参議院議員選挙の公示がなされた。本選挙は、我が国の未来を真に託すべき政策を見極める重要な選挙である。

各政党においては、我が国が持続的な経済成長を遂げるための、 国家ビジョンを明確に示し、党利党略を追求することなく、国家国民の利益創出を第一とした、建設的な政策論争を行っていただきたい。
また、政策論争を行う上では、有権者が「政策内容とその実現性」を十分比較検討できるよう、判断材料となるべき情報を分かりやすく提示していただきたい。特に、政策実行における財源の裏づけと工程表については、投票期日までに十分な説明がなされることを望む。
マニフェストは、「政党と有権者との契約」である。その重みを認識した上で、政党は具体的な政策とその達成目標を提示し、国民に信を問うものである。今回は、政権選択ではなく、政策選択という観点で、有権者一人ひとりが、その内容を十分理解した上で一票を投じるべきである。

以上