代表幹事コメント

大阪・夢洲地区における
特定複合観光施設(IR)区域整備計画の認定について

2023.04.14update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事   角元 敬治

  • 本日、大阪・夢洲地区特定複合観光施設(IR)区域の整備に関する計画が認定された。2012年より大阪・関西でのIR実現を提言し続けてきた経済団体として、今般の認定を大いに歓迎する。
  • わが国の人口減少に歯止めがかからないなか、IRの実現により、サービス産業の高度化、瀬戸内をはじめとする西日本、全国への周遊が促進され、大阪・関西との関係人口が増加していくことを期待する。
  • しかし、IRが生み出すものは、国内外からの観光需要の増加とそれに伴う経済波及効果だけではない。ビジネスパーソンや研究者など世界中から多様な人々と最先端の情報・知見が集まり、人類共通の課題克服に向けたイノベーションを生み出していく。新産業を共創する仕組みを内包していることが、IRのもう一つの価値である。
  • この価値を最大限に発揮させ、大阪・関西万博の開催実績を活かし、「いのち輝く」の理念を具現化していくには、MICEの誘致・創出、そして継続的な開催が重要だ。関西経済同友会としても、IRをトリガーとして発展を遂げる夢洲をはじめ、関西全体の都市競争力向上と国内外への情報発信に取り組んでいく。

以上

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