代表幹事コメント

大阪府知事・市長ダブル選挙の結果について

2019.04.07update

代表幹事 黒 田 章 裕

  • 大阪市長に松井一郎氏、大阪府知事に吉村洋文氏が当選した。これは、それぞれが知事・市長として残した実績を有権者が評価し、今後に期待を寄せた結果ではないかと思う。
  • ただし、選挙で選ばれることは「成果」ではなく、「はじまり」である。いま、最も大事なことは、2025年大阪・関西万博を契機とする大阪の新しい成長・発展に向けた道筋をつけることである。両氏には、議会との良好な関係のもと、眼前の課題を着実に解決に導く手腕を期待する。
  • 大阪都構想に関しては、その中身についての議論が深まっておらず、今回の選挙結果をもって、同構想を府民・市民が認めたとまでは言えない。住民投票の実施に向けては、府民・市民との丁寧な対話が前提となろう。
  • 大阪が手にしている千載一遇のチャンスを活かし、大阪・関西を国際的に競争力のある都市圏にしたいという思いは経済界も全く同じである。官民それぞれが役割を果たし、対話を通じたパートナシップを組むことで、効果的な政策の早期実現に向け、互いにまい進・協力していきたい。

以上

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