代表幹事コメント

日本銀行の追加金融緩和について

2012.10.30update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事 大林 剛郎

本日、日本銀行は、政策委員会・金融政策決定会合を開き、資産買入等の基金を11兆円程度増額することを中心とした追加金融緩和を決定した。

今、日本銀行に求められているのは円高とデフレからの脱却であり、このためには、あらゆる手段を用いて結果を出すことが必要である。

さらに、雇用の安定と拡大のためにも、政府と連携して強力なマクロ政策を実施していただきたい。

一方で政府は、日本銀行に金融緩和をはじめとする金融政策を任せて事足れりとするのではなく、確固とした成長戦略の策定とその着実な実行によって、日本経済を安定的な軌道に乗せるため、さらなる努力を行うべきである。

以上