代表幹事コメント

第49回衆議院議員総選挙の結果について

2021.10.31update

一般社団法人 関西経済同友会
代 表 幹 事  生駒 京子

  • この度の衆議院議員総選挙で、自由民主・公明の両党が安定多数を獲得した。与党を率いる自由民主党は、今回の選挙戦で、立党宣言の冒頭の言葉、「政治は国民のもの」をスローガンとした。政府・与党は、この原点を見失うことなく、国民の厳粛な信託に応え、緊張感をもって、国民のための政治を実践していただきたい。
  • 我が国には、目下の最重要課題である感染症対策と経済の立て直しに加え、財政再建・社会保障制度改革・格差是正・女性活躍・少子化対策など、コロナ禍以前からの課題が山積している。先送りは、もはや許されない。政府・与党には、日本を再設計すべく、全力で改革に取り組むことを強く望む。
  • 当会も、「新しい時代を切り拓く政策提言集団」として、我が国の未来のために、痛みを伴う改革も含め、提言を行っていく。政府・与党には、当会を含め、国民から寄せられる様々な声を真摯に受け止め、政策立案・実行にあたってもらいたい。
  • コロナ禍を通じて、政治が私たちの暮らしと如何に深く関わっているか、多くの国民が実感した。今回の総選挙で、投票を呼びかける運動がアーティストや若者から起こったことを心強く思う。今後、この意識変革・行動変容が更に拡大し、我が国が、政治的無関心と決別した強固な民主主義社会を築くことを心から願う。

以上

代表幹事コメント