代表幹事コメント

衆議院議員総選挙の公示について

2017.10.10update

代表幹事 鈴 木 博 之

○選挙戦を通じて、具体的な政策論争を展開し、日本が抱えるさまざまな社会問題や政治課題を解決すべく、各党、各候補者には、特に次の点についてビジョンと政策を具体的に示してもらいたい。

○まずは財政健全化である。二度にわたり延期された消費増税の是非とその使途については、しっかりと議論すべきである。国家財政の再建は待ったなしの急務である。選挙結果への思惑から、次の世代にツケを回すような政策を安易に掲げることは戒め、費用が増大しつつある社会保障政策の中身についても踏み込んだ政策提示を求める。

○次は、これからの経済のあり方と成長の実現に向けた戦略である。日本経済がダイナミズムを取り戻すための道筋をめぐり、建設的な議論がなされることを求める。

○さらに、安全保障政策である。内政課題が論点となっているが、国外情勢にも目を向ける必要がある。北朝鮮の挑発的行為により東アジアの軍事的緊張感が高まっている。憲法9条も含めた改憲の是非とその内容も含め、防衛力増強の是非についても真剣に議論を行うべきである。

以上