代表幹事コメント

G7による円売り協調介入について

2011.03.18update

社団法人 関西経済同友会
代表幹事 山中 諄

東日本での大震災を契機とした急激な円高進行を受け、G7による円売り協調介入の実施に合意がなされたことは、今後為替安定化に向け大いに前進するものであり、高く評価したい。

わが国の単独介入ではなく協調介入となったことは、G7が連帯してわが国の復興を支援する姿勢を示すものであり、大変意義深い。

未曾有の大災害からの復旧に全力を傾けるべき時における為替相場の乱高下は、その妨げとなりかねない。G7には投機的な動きを含め為替相場の動向を注意深く監視し、適時適切な介入の実施をお願いしたい。

以上