代表幹事コメント

2025年国際博覧会の開催地決定について

2018.11.24update

代表幹事 黒 田 章 裕

〇11月23日のBIE総会において、2025年国際博覧会開催地として大阪・関西が選ばれた。誠に喜ばしい事であり、誘致にご協力頂いたすべての方々に心から御礼申し上げる。

〇「いのち輝く未来社会のデザイン」をメインテーマとした2025年の万博は、世界に日本の底力を示すものとなろう。第4次産業革命で周回遅れとも言われる日本がこの間にキャッチアップし、人類の課題解決に大きく貢献出来るようにしていかねばならない。

〇そのためにはライフサイエンス分野のさらなる強化はもとより、スタートアップを中心とする若者の活躍、テクノロジーの社会実装を阻むような規制の撤廃など、やるべきことは山積している。誘致成功は喜ばしく嬉しい事ではあるが、同時に身の引き締まる思いである。

〇大阪・関西にとっては万博を一過性のイベントに終わらせないことが重要である。IR、うめきた2期などとのシナジーを高め、国際的な都市間競争に勝てる都市にしていきたい。当会も積極的にその役割の一端を担う覚悟である。

以上