「生活首都大阪」の構築に向けて
関西経済同友会 都市再生委員会(委員長=中村 陽三)は、提言「「生活首都大阪」の構築に向けて」を取り纏めました。
・目次
序章
1 都市再生をめぐる時代環境 新しい産業創造の時代
(1) 情報化、グローバル化の進展
(2) 産業の新たなフロンティア “環境”
(3) 新しいビジネスフィールド 持続発展的な社会の枠組み
(1) 少子高齢化社会にふさわしい産業・地域社会づくり
(2) 雇用の流動性創出
(3) 新しいセクターの活躍できる社会形成 都市への投資の促進
2 関西の目指すべき都市ビジョン 都市再生の戦略目標
(1) 生活首都にふさわしい環境づくり
(2) 広域的視野に立った都市圏の再構築
(3) 大阪都市圏縁辺部の果たすべき役割
3 「生活首都大阪」構築のグランドデザイン[提言その 1]
1 大阪都市圏の個性を生かした都市づくり
(1) インキュベータ都市
(2) 人材創造都市
(3) 民主導の都市
(4) エンタティメント都市
(5) アセスメント都市
(6) アメニティ都市 都心再生のグランドデザイン
(1) 都市軸の設定
(2) 戦略的ゾーニングの設定
(3) 豊かな自由時間の実現
(4) 都心機能・就労に直結する都心居住機能の配置
4 シンボルプロジェクトの提言[提言その 2] 基本的な考え方 プロジェクト提案
(1) 北ヤードキャンパスシティ構想
(2) リバブルシティ構想
(3) 大阪アートシティ構想 —アートによる都市活性化—
最後に
平成 12年度 都市再生委員会活動状況
平成 12年度 都市再生委員会常任委員会名簿
・要約
情報化やグローバル化、少子高齢化が進む中、大阪都市圏では中枢機能の空洞化や都市問題が深刻化しています。本提言は、生活者が豊かさを実感でき、新たな活力を生み出す「生活首都大阪」の構築に向けて、都市再生のグランドデザインと具体的なシンボルプロジェクトを提示しています。
主要な内容は以下の通りです。
・都市圏の個性を活かした都市づくり: 「インキュベータ」「人材創造」「民主導」「エンタティメント」「アセスメント」「アメニティ」の6つの視点から大阪独自の強みを再定義し、情報発信力を高めます。
・都心再生のグランドデザイン: 業務軸や文化軸などの「都市軸」を設定するとともに、目的や適地に応じた「戦略的ゾーニング」(新産業ゾーン、CBDゾーン、プロジェクトゾーン)を行い、新産業の育成と都心居住・アメニティ環境の整備を推進します。
・シンボルプロジェクトの提言: 北ヤードキャンパスシティ構想: 梅田北ヤードの一体的開発により、環境・文化・医療等を軸とした高度研究・新産業創出拠点を形成。 リバブルシティ構想: 戦略的人材の誘致や職住近接を支える都市住宅の整備(企業ファンドの活用等)。 大阪アートシティ構想: 御堂筋や中之島でのイベント等を通じて、文化・アートによる街の賑わいと都市格の醸成を図る。



2001年4月
都市再生委員会