提言・アピール等

経営トップの心得9箇条
~企業不祥事を発生させない“ESR”経営を~

2009.01.26update

2009年1月

企業経営委員会

関西経済同友会 企業経営委員会(委員長=山中諄)は、提言「経営トップの心得 9箇条 ~ 企業不祥事を発生させない“ESR” 経営を ~」を取り纏めました。

 

・目次
I. 提言
II. はじめに 企業不祥事とCSR CSRによる企業の社会的価値向上 企業不祥事を発生させない「ESR」 経営を
III. 経営トップの心得 9箇条 人間力(素養、資質や品位など)は高く保たれているか、自らの行いに恥じるところはないか 現場を自分の五感で理解しているか、それを経営に活かしているか 正しい判断基準を保っているか、ビジョンを示しているか 人財(社員・後継者)を育成しているか、社員は生き生きしているか 社内のコミュニケーションは風通し良く保たれているか 企業経営は社会と調和しているか、会社基準は社会基準と合一しているか チェック体制は機能しているか、強化しているか 危機管理を行っているか、いざというときは大丈夫か 情報を正しく発信しているか
IV. おわりに
V. 参考文献・資料等
VI. 活動内容
VII. 2008年度企業経営委員会名簿

 

・要約
相次ぐ企業不祥事を防止し、企業が社会とともに持続的に繁栄するためには、コンプライアンスやCSRにとどまらず、経営トップおよび経営首脳陣自身が果たすべき社会的責任である「ESR(Executive Social Responsibility)」の徹底が不可欠であるとの認識に基づいています。営利追求と企業倫理の適切なバランスを保ち、企業の社会的価値を向上させるために、経営トップらが日常的に自らを点検・実践すべき「経営トップの心得 9箇条」を提言しています。

 

主な心得の内容:
・【人間力と倫理観】高い人間力を研鑽・発揮し、企業を私することなく率先垂範して経営に取り組む。
・【現場主義とコミュニケーション】五感で現場の実態やマイナス情報を把握し、風通しの良い社内環境の維持と内部告発者の保護を徹底する。
・【ビジョンと社会基準の合一】明確なビジョンと正しい判断基準を示し、「会社の常識」を「社会の常識(基準)」へ合一させる。
・【ガバナンスと危機管理】チェック体制の継続的強化、人財・後継者の育成、平常時からのリスク・危機管理体制の構築、および迅速・透明・正確な情報発信を実践する。