「水の路づくり」構想~琵琶湖のめぐみを受けて~
関西経済同友会 「水都・大阪」推進委員会(第2分科会)(委員長=佐藤茂雄、堀井良殷)は、提言「“「水都・大阪」近未来へのビジョン”(平成19年12月提言)の実現に向けて 「水の路づくり」構想 ~琵琶湖のめぐみを受けて~」を取り纏めました。
・目次
「水の回廊」から世界に誇る「水網のまち」へ
背景と位置づけ
「水の路づくり」の基本的な考え方
参考:先導シンボルプロジェクトエリアに関わる構想・提言
①船場・御堂筋エリア
②北ヤード周辺エリア
PLAN
イメージパース
「水の路」イメージ
断面イメージ
事例
「水の路」設備計画
平成20年度 「水都・大阪」推進委員会 第2分科会 名簿
・要約
ロの字型の「水の回廊」を中心とした大阪の水都再生が進む中、アムステルダムやヴェネツィアのような世界主要都市に並ぶ「水網のまち(網の目が中心にある水都)」への進化を目指し、都市内部へ「水の路」を張り巡らせる構想を提言しています。単なる水辺整備にとどまらず、環境配慮やコミュニティ形成、歴史・生活文化の再興を伴う都市再生プロジェクトとして位置づけています。
主な提言内容:
・【構想のコンセプトと役割】広域河川「淀川」と「水の回廊」を「水の路」でつなぎ、街中に「水の小路」を張り巡らせることで、世界に誇る都市景観の創出、ヒートアイランド現象の緩和、市民の憩いの場や地域コミュニティの創出を図る。
・【先導シンボルプロジェクトエリア】御堂筋を中心とする「船場・御堂筋エリア」と「北ヤード周辺エリア」を抽出。モデル計画として「船場・御堂筋エリア」におけるイチョウ並木と一体となった歩行者優先プロムナードや、水都の歴史を模したせせらぎ空間の形成案を提示する。
・【技術・管理面の計画】地下湧水や自然エネルギー(ソーラー等)を活用した水循環・浄化・殺菌システムの設備計画を示すとともに、駐輪対策や既存ビルへの寄付き検討、住民・企業が主体的に参加する共同管理手法の確立を求める。



平成21年3月
社団法人 関西経済同友会
「水都・大阪」推進委員会(第2分科会)