提言・アピール

リニア中央新幹線全線同時開業推進大会 決議

2014.07.18update

我が国の新たな大動脈となるリニア中央新幹線は、東京~大阪間の時間距離を飛躍的に縮め、首都圏・中部・関西をあたかも一つの経済圏とすることで、人口減少に怯える日本経済に希望を与え、世界との競争力を高める極めて重要な社会基盤である。アベノミクス成功の鍵を握る「日本再興戦略」においても、「リニア中央新幹線の早期整備」があらためて位置づけられた。また、国土強靭化の観点からも、大規模災害発生時における国土の東西分断を回避すべく、全線同時開業は、我が国にとって、最も優先すべき課題である。
よって、我々は、ここに、日本の将来の成長と国土構造を決するリニア中央新幹線の全線同時開業の実現に向け、国及びJR東海に対し、次の事項について、一致協力し、強力に働きかけるものとする。

  1.  現行の整備計画に基づく、名古屋~奈良市附近~大阪間の整備促進手法について、早急に検討を進め、成案を得ること。
  2.  名古屋以西の環境影響評価に早急に着手すること。

以上、決議する。

平成26年7月18日

リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会