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提言・アピール

「改革には高い理念と目標を掲げよ!
大胆な手法で改革の更なる推進を!」

2006.02.01update

平成 18 年 2 月 15 日
社団法人関西経済同友会
代表幹事 松下正幸
代表幹事 森下俊三

都市経営改革委員会
委員長 佐藤茂雄

関西経済同友会では、大阪市政改革の必要性に早くから気付き、その断行を促した。市政改革本部設置後は、改革支援の立場から具体的改革施策を提言してきた。
關大阪市長の指揮のもと、「大阪市政改革マニフェスト(案)」、「大阪市政改革マニフェストに基づく新しい行財政改革計画(案)」、「局長・区長改革マニフェスト(案)」の作成と矢継ぎ早に取組まれたことに敬意を表したい。
この内、去る1月12日に発表された「大阪市政改革マニフェストに基づく新しい行財政改革計画(案)」は、短期間かつ法制度の枠組みの中で地道に取りまとめられたものと一定の評価はするが、ボリュームの割には具体性を欠き、加えて明確なビジョンがないため訴求力も低く、市民が理解を示し共感できるものであるとは言い難い。本会としては、この改革計画が、さらに実効あるものに具体化されるよう厳しく見守っていきたい。
以下に、同市の求めに応えて「大阪市政改革マニフェストに基づく新しい行財政改革計画(案)」に関して、昨年本会から発した改革マニフェストへの緊急提言をもとに意見を述べる。