生活の危機からの脱出を第1に!
-早期に補正予算の成立と執行を-
関西経済同友会 経済政策委員会(委員長=筑紫勝度)は、提言「生活の危機からの脱出を第1に! ―早期に補正予算の成立と執行を―」を取り纏めました。
・目次
はじめに 当面の危機対応 ~雇用と中小企業対策など本当に困っている人のためのセーフティネット強化を~ 将来に向けた投資―わが国経済の成長戦略
(1) 健康長寿・子育て ~規制改革による一段の充実を~
(2) 低炭素革命 ~経済構造転換のための継続的な政策を~
(3) 底力発揮 ~規制改革による農業分野の抜本的な革新を~
(4) 21世紀型インフラ整備 ~将来の成長に向けて真に必要なインフラ整備を~
(5) 新たな外需 ~成長のエンジンとしてのアジアの外需の取り込みを~
終わりに
・要約
政府与党が取りまとめた大規模な「経済危機対策」を受け、現下の経済危機からの早期脱出と中長期的な成長回帰に向けて、補正予算案の早期成立と迅速な執行を呼びかけています。単なる一時的な財政出動にとどまらず、規制改革や構造転換を通じた成長戦略の実行を強く求めています。
主な提言内容:
・【当面の危機対応】雇用や中小企業対策などのセーフティネット強化を評価しつつ、生活への影響度に応じた迅速かつ柔軟な追加措置の実施を求める。
・【成長戦略への投資】 レセプト電子化や認可保育所の拡大など、医療・介護・子育て分野の規制改革による雇用創出 太陽光発電普及や低燃費車導入などの低炭素革命に対する継続支援と恒久財源(道路財源の充当等)の確保 減反政策の見直しや一般企業の参入促進による農業分野の革新 関西国際空港の物流ハブ化や道路のミッシングリンク解消など、成長に直結する真に必要な21世紀型インフラの重点整備 アジア需要の取り込みと法人税率軽減による投資促進・国際競争力強化
・【財政健全化と行政改革】国債発行額増大による将来世代へのツケ回しを回避するため、明確な財政再建行程表の提示と断固たる行政改革の同時推進を求める。



2009年4月
経済政策委員会