提言・アピール等

産業活性化への展望と戦略-空洞化を超え自己革新による活力の蘇生を-

1995.04.01update

1995年4月 産業活性化委員会

関西経済同友会 産業活性化委員会(委員長=村上 仁志 住友信託銀行 常務)は、提言「産業活性化への展望と戦略-空洞化を超え自己革新による活力の蘇生を-」を取り纏めました。

要  約
第Ⅰ部 現状認識と問題意識
 (1)日本経済が直面している構造的諸問題
   ① 米国とアジアの挟撃にあう日本
   ② 進まぬ構造転換
   ③ 戦後神話の崩壊
 (2)経済・社会システムの根本的な構造改革が必要

第Ⅱ部 産業活性化への展望(総論)
 (1)経済・産業社会の基本理念
 (2)産業活性化へのフレームワーク
    ① 市場経済のダイナミズムの復権を
    ② 政府の位置づけ
    ③ ベンチャー企業や新規産業分野の育成
 (3)産業構造の見通しと課題
    ① グランドデザインの考え方
    ② 成熟業種における設備の集約、業界の再編成
    ③ 非製造業における動向
    ④ 新規産業分野
    ⑤ 日本の技術や産業の位置づけ

第Ⅲ部 産業活性化のための提言(各論)
 【1】経済・産業システムの活性化
  (1)規制緩和の推進:政治家のリーダーシップと民圧で
    ① 規制緩和の経済的効果
    ② 規制緩和の早期推進を担保する仕組みの創設を
    ③ 政治家のリーダーシップと民圧で
  (2)税制改革:活力の回復と企業家精神を発揮させるために
  (3)新規産業育成の方向
  (4)技術開発のあり方
    ① 産学協同の技術開発体制の再構築を
    ② 研究者を活性化させる処遇とインセンティブ

 【2】経営の活性化:経営・組織・競争力のリシャッフリング
  (1)競争力の再構築を目指す経営戦略
    ① フルセット主義からコアビジネス主義へ
    ② グローバル・ネットワークは競争力の源泉
    ③ グローバル経営体制の確立
    ④ 円高に対応する価格設定を
    ⑤ 新規産業の創出は社内ベンチャー制度の活用から
  (2)社内組織の活性化と経営者の自己革新
    ① 機動性に富んだフラットな組織の構築
    ② 企業の情報化戦略の推進
    ③ 経営者の自己革新と果たすべき役割
  (3)経営形態の弾力化:純粋持株会社の早期解禁を

 【3】人材の活性化
  (1)日本的雇用慣行を改革し、労働市場の流動性を高めよ
    ① 労働市場の流動化に民間活力を
    ② 人材の活性化のための制度整備
    ③ 雇用改革への経営者の心構え

 【4】ベンチャー企業育成の方策
  (1)リスクマネーの供給
    ① 店頭公開基準の透明な運営を
    ② 企業のディスクロージャーと投資家の自己責任原則の徹底
    ③ 日本版エンジェルと機関投資家マネーの導入
    ④ 金融機関の果たすべき役割
  (2)意識改革の重要性とストックオプション
    ① 起業家精神を喚起せよ
    ② ストックオプション制度の導入を
  (3)ベンチャー企業育成のためのインフラ整備
    ① ビジネス・シーズ・センターの構築
    ② 地域経済の活性化の鍵となるインキュベーター

 【5】社会風土の改革
  (1)「嫉視」をやめ成功者に拍手を
    ① 成功者を讃える風土を
    ② 英国における「金持ち」論争
  (2)独創性を尊ぶ風土と教育制度

 【6】最後に
  (1)起業は関西にあり
  (2)震災復興について
  (3)自己革新による活力の蘇生を

以上

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