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提言・アピール

【提言】今こそ本気の「女性活躍」を ~Well-Being型管理職への転換で企業価値向上~

2022.04.12update

一般社団法人関西経済同友会
女性活躍委員会

関西経済同友会 女性活躍委員会(共同委員長=上田理恵子 マザーネット 代表取締役社長、岡橋達哉 りそな銀行 代表取締役副社長兼執行役員)は、提言「今こそ本気の『女性活躍』を ~Well-Being型管理職への転換で企業価値向上~」を取り纏めました。

1.問題意識
 不確実性が高く、また、年齢や性別を問わず価値観の多様化が進む今の時代を、企業が生き残り持続的に発展するためには、ダイバーシティ経営への転換が欠かせない。特に日本においては政治・経済分野におけるジェンダーギャップが大きく、これを解消することは喫緊の課題である。人口の半数を占め、可視化しやすい女性の活躍推進は他のダイバーシティ推進のきっかけにもなり得る。今のままでは選ばれない国・企業になってしまうという危機感を持ってこれに取り組まなければならない。

2.提言
(1)企業・経営者への提言
提言1.強いトップコミットメントで本気の女性活躍推進を
提言2.女性活躍は「機会均等・人財育成施策」と「働き方改革・両立支援策」をセットで推進を
 ① 初期キャリア(入社7年目まで)に責任あるポストへの抜擢や積極的な配置転換を
 ② 管理職による細やかなサポートでライフイベントに即したキャリア形成支援を
 ③ 産休・育休取得がキャリアロスとならない評価体系導入を
 ④ 社内のみならず、他社の女性ロールモデルとの交流機会の提供を
 ⑤ コロナ後もテレワークの活用など時間や場所にとらわれない柔軟な働き方の定着を
 ⑥ まずは男性育休義務化(1か月以上の実質的な取得)から制度利用の風土醸成を
提言3.新たな管理職像「Well-Being型管理職」の育成を

(2) 国・政党への提言
提言4.政策・方針決定過程への女性の参画拡大を
提言5.幼児期からのジェンダー平等教育の実践を


以上

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今こそ本気の「女性活躍」を ~Well-Being型管理職への転換で企業価値向上~